骨盤の構造と歪みの正体

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普通に歩けていれば、普通に階段を上ることができれば体が動いていると思っていませんか?
便利で合理的な現代のライフスタイルによりからだの機能を使いこなせなくなり、姿勢や動作の自由を妨げて、知らぬ間に月経困難や妊娠し辛いからだへと状態が深刻化しています。

あなたの体は大丈夫?身体能力チェックリスト

できると思っていても意外とできなくなっているこの動き。
□かかとを浮かせないでしゃがめる

□あぐらで座れる

□長座で3分以上座っていられる(腕の支え無し)

□ 膝を伸ばした状態で、前屈で手が床に届く

□開脚が100度以上開く

□足の指でグー・チョキ・パーができる

□背面で両手をつなげる(左右とも)
いかがでしょうか?この動作は背骨と骨盤、股関節の動きが十分に機能していれば何の抵抗もなくできる動作ですが、背骨~骨盤~股関節が日常十分に動かせないことによって柔軟性が無くなってしまうととたんに出来なくなってしまう動作でもあります。

特に、これから妊娠・出産をしようと考えている女性の場合は、この動作がラクにできるほどに動けるようにしておきたいところです。骨の動かせる範囲が小さくなってしまうと、その周りの筋肉も使えなくなってきます。
筋肉は使わなければ衰えていく一方なので、血液、リンパ、ホルモンの流れが滞り、生殖能力にまで悪影響していきます。

妊娠しやすいからだづくりには、栄養管理やストレスの少ない生活を心がけることも大切ですが、それと共に、骨を動かし、妊娠しやすい体づくりを目指しましょう。

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骨は動く

骨盤は、仙骨・腸骨・恥骨・座骨という骨が寄木細工のように組み合わさって形成されています。(腸骨・恥骨・座骨を合わせて寛骨とも言います。)
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それぞれは独立した骨のため、骨と骨の間にはわずかなすき間があり、そのすき間が私たちが呼吸をするたびに、目に見えないぐらいの幅で緩んだり締まったりを繰り返しています。

なぜこのように骨が動く構造をしているかというと、急な姿勢の変化や、外からの衝撃・圧力を緩和させるためです。
骨は少しづつ動く性質を持っているため、日常の姿勢や動作のくせによって、動きの偏りが起こり、その影響で腰の高さに左右差が出ます。これを「歪み」と一般的には表現しています。

体はすべてつながっているので、体の中心に位置する骨盤の傾きに左右差が出来れば、脚の長さも多少変わりますし、背骨も側弯したり、肩の高さも変わります。鏡に向かってまっすぐ立つと、必ずどちらか一方の肩が上がっているはずです。

​体の土台の骨の位置が少しずつずれると、筋肉は骨を元の位置に戻そうとして緊張して固くなります。筋肉の緊張が強くなると、筋収縮が起こりづらくなるため、血管が揉まれず血流が悪くなります。血流が悪くなると体は冷え、冷えた体を温めようと脂肪を蓄えます。

わずかな骨の歪みが知らずうちに全身に影響与え、体型の崩れや、血流不足から体調不良を引き起こしていることがあるのはこのためです。

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女性の骨盤は特に注意

特にアスリートではなく、運動習慣が無い一般女性の場合は、女性ホルモンの影響で筋肉が柔らかく、男性に比べて量が少ないので筋肉を収縮させることによる血液循環を起こすことがなかなかできず、そのため体が冷えやすく、低体温や基礎代謝の著しい低下を訴える方が少なくありません。
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また、女性の場合は骨盤の中に大腸・小腸・膀胱・子宮・卵巣と重要な臓器が多く位置しています。女性の小さな骨格の中に多くの臓器が収まっているので、骨盤の中は臓器でひしめき合っている状態。

中でも女性にとって一番大切な臓器である、子宮は恥骨の上、卵巣は股関節の上にあり、臓器の最下部にあります。座ったままの姿勢や猫背の姿勢が続くと、他の臓器と共に皮下脂肪も上から圧迫してくるため、骨盤内の子宮や卵巣への血流は滞りがちに。

血液が不足すると、子宮・卵巣周辺が貧血状態になるため、排卵痛や月経痛の原因になったりもします。

骨盤を大きく動かすと、骨盤を支えている大腰筋や腸骨筋という筋肉がたくさん動かされるため、そこに血液が集まり、子宮、卵巣へも血液がたくさん届くようになります。
妊娠力が上がるだけでなく、冷え、むくみ、肩こり、便秘、頭痛の改善などの不定愁訴の改善も期待でき、気持ちも前向きになっていく方が多いのが骨盤を動かす運動の特徴です。

そのため、女性が妊娠力を高めるためには、骨盤を意識的に動かす運動を取り入れる方が治療効率が上がり、短期間で望む結果へ近づくことができるのです。